ガラガラ… 後ろに気配を感じた。 「お前…ドアの前に立つなよ。やっぱりお前はドジだな(ワラ」 「ち…違うもん!」 陽くんはそう言って私の頭をクシャクシャ…とした。 「ちょっと!……」 一瞬ドキッとした。 「ねぇ…沙央って陽くんが好きなの?」 なわけない!! 「あり得ない!!そんなことは一切ありません!」 朝からそうぞうしいよね…