奏〜君に届けたくて〜

なんか今。上履きっぽい音がしたのだが。


気のせいであってくれと願っても。

ぐるりと首を回してみれば。



「ねーなんでまた。途中でやめちゃうかなー」

「ちょ、奏士!あぁあごめんね!ごめんなさい、飯塚さん!あなたの演奏が綺麗で、つい……」

そこにいたのは、さっきの御一行様。

橘と、浜野 千羽と、男と女。

揃いも揃って美形集団だ。

音楽出来そうな。いかにもって雰囲気で……




浜野 千羽に至っては何故か




フルートを手に持っていた。