はじめまして。こんにちは。

暁 降翔(あかつき ふると)です。

「奏〜君に届けたくて〜」を読んでくださってありがとうございました!


このお話を考え始めたきっかけは、私もピアノを習っていたことと、口下手な女の子が一生懸命に自分を伝えようとする恋模様を描きたいと思ったことでした。

音で自分の感情を表現するのはとても難しいことなのです。
しかし、それを簡単にやってのける実力をもつ反面、中々自分を言葉にすることの出来ないヒロインを描いて、私が一番読者様に伝えたかったことは

言葉を伝えあえることの幸せを日常の中で感じてほしい、ということです。

言葉を発することで良い関係を築き、時には喧嘩して、仲直りして。
当たり前のように話し合えることの幸せを噛み締めながら、この小説の琴葉のように、少しずつ自分自身を見つめて生きていく。その手助けになればと思っています。

新参者で文章力も大してないくせに、随分と偉そうなことを書いてしまいました。
でも、この小説を読んで、琴葉の変化に共感して下さったり、何か得られるものがあったとしたら、こんなに嬉しいことはありません。



あとがきも最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

仲間とたくさん言葉を交わして、恋も、友情も、光り輝く宝物になりますように。