どんどん先生達がやってきて、それぞれの指定された車に乗り込んでいく。



私が乗ってるのは12番の赤い車。


担当の先生の顔を知らない私はキョロキョロと先生達を見回す。



ドキドキだった


心の中で厳しい先生に当たらないことを願ってた。


そんな中、私の担当の『宮田先生』は中々姿を現さない。


というか顔が分からないから、誰が『宮田先生』なのか分からない…。




しばらくすると、若い先生が視界に入った。