―――私たちどうなるの…?


別れちゃうのかな…。





やだよ…こんなに大好きなのに。


やす………




お願い…


また好きって言って…?


私、やすの彼女でいたいよ。


やす―――………。



私は振り向かない背中に、いっぱいいっぱい願っていた。


でも鼻を啜る音だけが静かな部屋に寂しく響く…。



泰志は結局一度も振り向いてくれなかった…。





――そして、


私の願いも虚しく次の朝


私たちは別れた。



最悪の別れ方だった……。