「お疲れさん!」 心臓がドキドキしてる。 先生‥出来たよ ドライブ誘ってくれるんだよね……? 「おっ!そろそろ時間になるなぁ~。じゃあ最後、車庫に入れるぞ」 先生…… やっぱり冗談だったの…? 「先生……」 「ん?」 ヤバイ なんか泣きそう…。 「…いや、何もないです…」 「………?」 グッと堪えることが出来た ――聞けないよ…。 車庫に向かうスピードを落とす。 私なりの時間への抵抗。