「やっぱり再来週の木曜で…」 私は別の先生で受けることに決めた。 「はい。じゃあ再来週の木曜ね!」 スケジュール表と教簿にササッと書いたお姉さんは私に教簿を渡した。 そのまましばらくロビーのソファーに座っていた。 頭の中ではグルグルと不安が渦巻いていた… 「クリスマス・イヴに休み…か」 偶然? 公休? それが分かるだけでどんだけ違うか…。 私はそう思いながら教簿をずっと見つめていた。