バイトが終わってまた駅前のコンビニに行った。


だけど先生の姿はなかった……。



「当たり前か…」




――――でも先生…


私が此処から去った後に来てくれた…?






次の配車を迎えた日、私は先生に会うのが怖かった…




こんな時は無常にも時間が経つのは早い。








~♪♪♪



先生が助手席のドアを開ける。


「こんちは~」


「こんにちは…」




いつもの先生だ。






だけど私は聞けないでいる…聞くのが怖い…


来てくれたとか来なかったからとかも含めて


嫌われてないか…怖い…。




「出発して‥今日は左」


「はい…」


これが今までで1番寂しかったドライブの始まり……。