「あれ、のんちゃん風邪?」
心さんはぐったりする望に目を丸くする。いつも元気であまり風邪をひかないから尚更だろう。
「そうみたい。お薬お願いします」
処方箋を渡すと、心さんは調剤のために奥へ消えて行った。
「こんにちは、里桜さん」
代わりに奥から出てきたのは、心さんの奥さんである里美さんだ。心さんとは職場恋愛で、私たちと同時期に結婚している。
クールビューティーなタイプだが、意外と話すと面白くて気が合っている。
また、ご飯に行く約束をして薬を受け取ると、上のマンションの部屋へと戻った。
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