くすぐったさに身をよじるがそれは許されなかった。 「先生、くすぐったいです」 「そうか」 笑ったのか、息がかかる。つい「んっ」と声を出すと藤堂先生の手が身体をまさぐり始めた。 「先生! 朝です」 「だから何?」 私の抗議なんて藤堂先生の手にかかればなんてことはないようで。 あっという間に、翻弄されてしまった。