「百合!!!百合」




ベッドの上で静かに眠っている。




「起きろ!!!百合!!!!!」





俺の目は真っ赤。涙が出すぎる。




百合の体を揺らす。






「!?」






百合の顔を隠していた布が床に落ちた。






「百合ぃぃぃぃぃぃ!!!!!」






変わり果てた百合。



でも紛れもない、百合だ。







俺の大事な、大事な、











    百合だ。