駄目だ。

これ以上アイツの事を考えると止まらなくなる。


僕が机から立とうとした時

クラスの中でも目立つ『森川・ユズ』が

思いっ切り僕とぶつかった。

ユズは顔をしかめて僕を睨んだ。

ユズ「おい、お前邪魔なんだよ。」

当たった肩が少し痛かったのかさっきまで周りの

女子達と笑い合っていた笑顔の面影は消えていた。