「もーーー!!みんな静かにして!!」
ザワザワと騒ぐみんなを静まらせるのも彼女で改めて、スクールカーストNo. 1はやべぇ流石だわ〜と感心させられる
「…で、佐上くん返事はしてもらえるかな??」
急に話を振られアタフタする俺
「ぁの…えっと…その…」
頭の中では絶対NOだ!!
断れ!
早く!
コレはなんかの罰ゲームに決まってる
NONONONONO!!!!!!!!
って連呼してるのにこーゆー時にでさえ極度のコミュ障を発揮する俺は何も言えず俯くだけ
「わかった!返事はまた今度!とりあえず携帯貸して!」
と、無理やり取り上げた俺の携帯を慣れた手つきで操作していく
「はいっ!!」
と渡された携帯の中には、三辺さんの電話番号とラインの友達追加になっていた
「佐上くんに好きになってもらえる様に毎日頑張るから!!」
そー言って彼女は誰がどー見ても可愛い!!って悶える様な笑顔で席に戻って行った