親って良いもんだね!

私には、彼氏がいた。
決してイケメンではないんどけど、とっても優しくて、紳士で、二股何て絶対にしない、そんな彼氏だった。
いまはもう別れている。怖くなったから。

―ある日の事―
「ねぇねぇ、A君!私、オリジナルのバッグがほしいな!皮のヤツ!」
「そっか……わかった!どんなのが良い?」
「思い出がいっぱいつまってるヤツ!」
「なんだよそれw」
と言って、その話は終わった。はずだった。

―○日後―
「Bちゃん、Bちゃん、いる?」
「どうしたのA君?」
「プレゼント!」
「ほんと!?なになに!?」
「"皮"のバック!」
「凄い!人間の肌みたいにすべすべだね!」
「当たり前だろ?しかも、その色!」
「私のお母さんの好きな色だぁ!」
「えっへん」
「ありがとう!」
「どういたしまして!」

「ねーねー、A君……お母さんと電話がつなからないんだ…どうしよ」
「俺、なんでか知ってるよ?」
「またまたぁ♪なんで?w」
「お前のバック、あれ、お前の母ちゃんの皮使ったんだもん。」
「えっ……」
《速報です。全身の皮を剥がれた死体が、山奥で見つかりました。現在―…》
「喜んでくれて嬉しいよ。きっと、お前の母ちゃんも喜んでるよ。」
「別れよう…私、怖い…」

そこから五年立ちました。
5年間の被害者は、約11人……
毎年、"皮"のバックが私のところに届いています。

―愛を込めて。―