___龍「お疲れ様でした。
蒼さん、
お先に失礼します。」
蒼「お疲れ様。
…あのさ、蓮のことなんだけど…
あいつと仲良くしてほしい
本当に…お願いしたい。」
龍「蒼さん…?」
蒼「僕はね、家から追い出されたんだ。
あの家から出されたら、
蓮は桜月っていう居場所も、
親に全部奪われてしまう。
あいつは、1人で色々抱えてる。
君と同じなんだ。
まだ知り合ったばかりの君に
こんなこと頼むのは
おかしいかもしれない。
だけど、あいつが居場所を
失わないように、
支えてほしい。」
龍「支えて…って言われても…」
蒼「…今はいいんだ。
いつか、あいつが君に
助けを求めた時、
少し助けてほしいんだ。」
蒼さんは蓮を大切に思っているんだ…
って!
龍「蒼さん!頭あげてください!」
…やっぱり、蓮にも色々あるんだ。
龍「…力になれるかわかりませんが
…約束します。」
蒼「ありがとう。
わがままを聞いてくれて。」
命の恩人の蒼さんに
何かお返ししないといけないし、
弟を大切に思う蒼さんの
気持ちを無下にはできない。
龍「いえいえ!
じゃあ、帰りますね。」
蒼「お疲れ様〜。」

