「信じらんない!」二人は仕方なく近くのコンビニの前でちょっと高めのアイスクリームを食べて、自分たちの不幸を少しでも忘れようとしていました。

お姉ちゃんはアイスを食べながら夢中になってケータイで何やら書き込んでは読んで、書き込んでは読んでを繰り返しています。きっと今日のことをみんなに教えてるんだと思います。

「サイテー」とかつぶやくのが聞こえました。でもアリスにはその画面は見せてもらえませんし、なにより自分のケータイは持っていません。