君と交わした桜色の約束を。

つぼみと別れてから一年が経った。

元の友達とも普通に仲良くしてるし、楽しかった。


でも、つぼみのいない生活は、つまらなかった。




2年生になっても変わらなかった。


毎日つぼみを思う日々で、友達といる時は楽しい、でも、一人でいる時はあの秘密基地が恋しかった。




2月14日のバレンタインの日、女子達がチョコを用意して、好きな奴らにあげてるのを見て、俺は思った。


つぼみは誰かにあげるのかな。
あげてほしくないな。

あげるんだったら、失敗すればいいのに。





そう思ったから罰が当たったんだろうか…



俺は楽しみにしていた3月15日、つぼみの誕生日の日に、








事故に遭った。