午前6時。
夏が過ぎ、夜も朝も冷え込む秋、11月。
11月も始まって約2週間が経った今日は、昨日より部屋が寒い気がします。と思いつつも、さり気なく、扉の近くにセッティングされてある暖房のスイッチを付ける。
これで私は寒くない!今の私って最強なんじゃない?
「ふふふっ…。」
今日は、何して過ごそうか…。
朝ごはんが到着するのは午前7時30分。
私は時間に結構うるさいからね。ご飯の時間は決まってるんだもんね。
ウソ。
ここは病院。だから、朝ごはんの時間が決まってるのも当然。それに私は患者だから、遅くても早くても、文句ひとつ言えない。子供だし。私が入院してる病院は、確か、私が住んでる街で1番大きいんじゃないっけ。
「ふぅ…。」
考えるの疲れた。
ふと、机に目がいった。
無造作に置かれたノートや教科書、ワーク。
シャーペンと消しゴムは整理されてるけど。
「ひ、ら、か、わ、し、ゆ、」
…私は今、無性に虚しいことをした。
なぜ、自分の名前を読んだのだろうか。
まるで、構ってちゃんじゃない。
実際は、本当に構ってちゃんだけど…。
6時35分。
まだまだ朝ごはんまでの時間はあるようです。
夏が過ぎ、夜も朝も冷え込む秋、11月。
11月も始まって約2週間が経った今日は、昨日より部屋が寒い気がします。と思いつつも、さり気なく、扉の近くにセッティングされてある暖房のスイッチを付ける。
これで私は寒くない!今の私って最強なんじゃない?
「ふふふっ…。」
今日は、何して過ごそうか…。
朝ごはんが到着するのは午前7時30分。
私は時間に結構うるさいからね。ご飯の時間は決まってるんだもんね。
ウソ。
ここは病院。だから、朝ごはんの時間が決まってるのも当然。それに私は患者だから、遅くても早くても、文句ひとつ言えない。子供だし。私が入院してる病院は、確か、私が住んでる街で1番大きいんじゃないっけ。
「ふぅ…。」
考えるの疲れた。
ふと、机に目がいった。
無造作に置かれたノートや教科書、ワーク。
シャーペンと消しゴムは整理されてるけど。
「ひ、ら、か、わ、し、ゆ、」
…私は今、無性に虚しいことをした。
なぜ、自分の名前を読んだのだろうか。
まるで、構ってちゃんじゃない。
実際は、本当に構ってちゃんだけど…。
6時35分。
まだまだ朝ごはんまでの時間はあるようです。

