そしてすぐに警察と救急車が到着し、旧校舎の私たちがいる階まで駆け上がってきた。
何事だと先生たちも一緒に来て、みんながボロボロの姿になっている光景を見てひどく驚いていた。
救急隊の人が、ボロボロの制服の上からタオルケットのようなものを羽織ってくれて、そのまま救急車に乗り込んだ。
警察の人には、後で話をすることに。
柳くんたちも、とりあえず救急車で運ばれていったらしい。
龍と凛も付き添ってくれて、病院で処置をする時もずっとそばにいてくれた。
「子供じゃないんだから一人でも大丈夫だよ〜」と言ったら、二人揃って「こっちが心配でいてもたってもいられんわ!」なんて言って怒られてしまった。
頬にはガーゼ、腕と脚、首には包帯が巻かれて、外見がものすごく大怪我を負った人みたいになって、なんだか大げさ感がすごかった。
ほとんどが強い打撲みたいで、骨とかに異常はないらしい。
首は、スタンガンでやられた時のものがヤケドとなって残っていたが、触ったりせずに安静にしていれば痕も残らないみたいだ。
でも少し、ヒリヒリと痛む。
腕も脚も、動かすと痛むところもあるが、日常生活に支障はなさそう。
男たちも、本気で殴ったりしていたわけでらないということはわかったけど、実際にこうやって怪我してるわけだしな。
そのあとは、警察の人たちに事情を説明しなくちゃいけなくて病院の中で話をすることになった。
思い出すとあの時の怖さが帰ってきて、少しずつしか話すことができなかったけど……龍と凛がフォローしてくれて、安心した。
そりゃあ、そんなペラペラと話せるものでもない。
時間をかけて話していた。
お母さんも駆けつけて来てくれて、私を優しく抱きしめてくれた。
こんなに、心配をかけてしまった。
お母さんの目には少し涙が浮かんでいて。
心が……チクッと痛んだ。

