「覚えとけよ……ッ。てめぇらぜってぇぶっとばす!ぜってぇ100倍にして返してやる!!」 柳くんの目は本気だ。 黒いオーラがみるみる湧き立っているように見える。 「……誰だ?」 「え?」 龍が、突然パッと後ろを振り返った。 私も同じように、後ろを振り返る。 「なんか、視線が……」 龍のその言葉で、教室の出入口からひょこっと人影が現れた。 え…… その正体は 凛だった。