気がつくと、私の口からは息が切れるほどの言葉を放っていた。
「……ッは……そんなボロボロの姿で言われても説得力ねぇんだよ!何が「許さない」だよ!お前にどうそいつを守れるっていうんだ!?馬鹿馬鹿しい……好きなだけキョウダイごっこやってろよ!」
確かに、自分の身も守れない私なんかが、龍のことをどうやって守れるかなんてわからない。
でも……「守りたい」って気持ちは強くある!!
「私は……龍を守るためならなんだってする。龍の心も体も、私が守る。」
近くに落ちていた木の棒らしきものを片手に持ち、私はそれを振り上げた。
龍を傷つけるのは許さない。
絶対に!!

