坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜

空を見てみると、疲れたのか眠っていた。


「あ!結衣ちゃんごめんな?買い出し頼んじゃって...。」


そこで私に気づいた楠さんは私のもとに来た。

私は空を抱っこしたままカウンターの端の席に座っている。


「いえ、大丈夫ですよ。家も近いですし。」

空の顔を見ながら答える。


「えええ!?」