「いらっしゃい。」

楠さんは私には気づいていない様でマスターが声を掛ける。


「これ、頼まれてたものです。」

私は買ってきたものをマスターに手渡す。

「あぁ、結衣ちゃん。ありがとう。助かったよ。」


マスターは受け取った果物たちを冷蔵庫に入れるために裏に行った。

冷蔵庫とかがバックヤードの隣にあるから、多分そこかな。