「大丈夫ですよ。」 『本当に!?よかった。買って来てほしいものメールするから、よろしく!』 そして楠さんは慌ただしく電話を切った。 私は空と2人で八百屋さんへ行き、頼まれたものを買ってカフェへ向かった。 ―――カランカラン 「こんにちは。」 疲れたのか、ぐずった空を抱っこしてカフェの扉を開ける。