「結衣ちゃん、今日会えたらこれ渡そうと思ってたの。」

百合さんが私に手渡したのは小さな紙。


中を開くと携帯番号とメールアドレス。

「またお茶しましょう?」

百合さんはジュースを飲みながら、今度はもう少しオシャレなカフェでね?と言った。

「はい!」

私は自分の携帯番号とメールアドレスを百合さんに教えた。

そのあと少し雑談した後に店に戻った。