坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜

杏里ちゃんは涙をいっぱい溜めている。


「杏里。俺は杏里の仕事態度は並の高校生よりも評価してる。頼むからそんなことでお前の評価下げないでくれ。」


そして楠さんは杏里ちゃんに近づき
な?と言って頭を撫でた。


すごいなぁ、はっきりよくないところを指摘した上で褒めてる。

「わかったら仕事しろ。」

楠さんは優しい声で杏里ちゃんに言う。

杏里ちゃんは少しだけ目をこすって仕事を始めた。