坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜


「そんな...。」

「杏里の気持ちは嬉しいけど、何度も言ってるだろ?これ以上仕事に私情が出てきたらやめさせるって。」

まるで私たちがいないような空気で話す2人。


「あ、結衣ちゃん、この豆の詰め替えとこのリストにある在庫の確認お願い。」

「あ、はい。」


こんな状況で楠さんは私に仕事を頼む。


「店長のバカ!」