坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜

ん~、理由は明確ではないけれど、楠さんと私が話している時感じる殺気やら何やらを城ケ崎さんに相談してみた。

「それって、結衣ちゃんに嫉妬してるとかじゃなくて?」

「へっ?」

「嫉妬よ、嫉妬!結衣ちゃん可愛いし意外と胸もあるし?自分に持ってないものが沢山あるのが羨ましいんじゃないかな。」


城ケ崎さんはニヤッとこっちを向き顎に手を添えながら考える。

「そっそんなわけないじゃないですか!それに私、可愛くなんてないです!」