坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜

やっぱり杏里ちゃんは私の事、嫌いなんだろうなぁ~。


そんな様子を見ていた城ケ崎さん。

「遅れてきて随分大きな態度ね?」

私の耳にこそっとささやいた。

私は少し笑いながら

「私たぶん杏里ちゃんに嫌われてるんです。」

と耳打ちした。

「どうして!?」

と、驚いた様子の城ケ崎さん。