坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜

楠さんの顔が私に近づいてキスをされた。

恥ずかしくて俯くと、心配そうな声。

「ごめん、嫌だった?」

私は声を出せなくて必死に首を横に振る。

お酒のせいもあって身体がふわふわする。

そっと顔をあげると楠さんの顔が近い。


あ、少しタバコの匂い...。

するとギュッと抱きしめられる。


「そろそろ帰るか。」