坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜

ほどよく酔っぱらい、気持ちがよくなってきた・


「ねえ、結衣ちゃん。この間の返事、考えてくれたかな。」

いつの間にか隣に座っていた楠さんが話しかける。


「俺と、付き合ってくれない?」


そう言いながらこっちを見る楠さん。

やっぱりかっこいい。


そして私は決めていた答えを口にする。

「私でよければ、お願いします。」