坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜


百合さんはとても綺麗で、黒のドレスがよく似合っていた。

「どう?パーティーは楽しんでる?」


百合さんは私に聞く。

「いえ、場違い感が半端なくて。私今にも帰ろうかと思っていました。」


少し笑いながら百合さんに話す。

「ごめんね、一人にしちゃって...。」

百合さんは少し申し訳なさそうに言う。

「いえいえ、百合さん来てくれたので良かったです。」