坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜

「いや、好きな人っていうか...。」

「え?もしかして恋人!?」

「いや、付き合ってはいない。」

「付き合ってはないってことは、ハルの気持ちはもう伝わってるってこと!?」



玲は興奮気味に言う。


「ん~、そんなところかな。」

「へ~、ハルにもついにそういう時が来たんだなぁ。」

しみじみと話す玲。