坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜


「断ってるので、大丈夫ですよ。」

その言葉に楠さんは安堵の表情を浮かべる。


そんなにバリスタほしいなら、すぐにでも雇えばいいのに。
なんて考えながら少し冷めたカフェオレを飲み干した。

「楠さん、ご馳走様でした。」


お金を払って席を立とうとする。

「あ!結衣ちゃん、明後日9時でお願いできる?」

「わかりました。」