焦りながら話す私の頭を撫でながら楠さんは話す。


「もちろん。もしよければ、付き合ってほしい。返事待ってるね。」

「はい...。」



私は頭を撫でられてとても恥ずかしくて、でも嬉しくて。
赤くなった顔を隠すように下を向いた。


「じゃあ、帰るね。夕飯ご馳走様。」


「いえ、こちらこそ。ありがとうございました。」