「あれ?なんか顔赤いけど大丈夫?」

そう言っておでこを触ろうとする楠さん。


「だっ大丈夫です!」

私は慌てて顔を背ける。


不思議そうな顔をする楠さんに気づかないふりをして私は残っているオムライスを食べた。


「じゃあ、そろそろ俺帰るね。」

楠さんは立ち上がる。