熟恋ージュクコイー

明日かぁ…
明日は金曜日だから、かんちゃんのバイトがあるなぁ。とカレンダーを見ていたら、書き込みに気付いた。
あれ?かんちゃん、バイトの後にお友達のところにお泊まりに行くの?

『かんちゃ〜ん?明日お泊まりなの?さとちゃんち?』

「そうそう〜!バイト終わったらそのまま行くから、ご飯いらないよ〜!さとちゃんがご飯作ってくれるんだって♡」

『それは良かったねぇ。さとちゃん、かんちゃんと同じ歳とは思えないほどだわ』

「お母さんもそう思う?本当しっかりしてるし、ご飯は美味しいし、頼りになるんだよ〜」

『いやいや、頼ってばっかりじゃなくて、助けてあげなさいね。さとちゃん、一人暮らしなんだから。』

「もちろん!!」

あぁ、なんて陽気な返事。笑
はぁ。明日、私は時間があるみたい…
会えちゃうなぁ、田中さんに。。
一度会ってみようかな。どんな人だったのか気になるしな…
酔ってあまり覚えてないこと、正直に話そうかな。

『田中さん、明日の夜、時間あります。何時にしましょうか?』