熟恋ージュクコイー

夜遅くにカンナが帰ってきた。

ニコニコして、お花畑が歩いてるみたい。

でもそんなカンナを見て思った。

幸せそうだな、と。

せっかく生きてるんだもん、幸せじゃないとね。

空の上にいる夫も、カンナのこの姿を見て喜んでいるだろうなぁ…

そうだよね、私たちが幸せにしているところを見たら、きっと喜んでくれるよね。

月曜日になり、優子とのいつものランチの時間。

予想通り、質問攻めにされた。

勇気づけてくれた優子に感謝しながら、田中さんとの会話を話す。

結論としては、今まで通り、たまに会う飲み友達みたいな状況だけど、それが今の私たちのベストな形。

今週金曜日には、私の誕生日のお祝いをしてくれる。
もちろんお友達として。
それを納得してくれた田中さんにも、感謝。