熟恋ージュクコイー

『は、はい・・。』

「無理に付き合ってほしいとか、私に恋してほしいとか言いません。
あ、一度言ってしまいましたが。。あのときは気持ちをとめられなくて。。。
ただ、一緒に過ごす時間が、私にとって何にも変えがたい大切なものだということだけお伝えします。」

『あ、ありがとうございます。そんな風に思ってくださっているとは知らずに。。』

「お伝えしておけばよかったです。真野さんが正直な気持ちをお話ししてくださったから、話せました。こちらこそ、ありがとうございます。
さ!食べましょう!お腹空きましたね!」

話が終わったら、一気にお腹が空いてしまった。

それからはいつものように、なんでもない話をしながら、飲んで食べて、楽しい時間を過ごした。