ミキに、
田中さんと2人で会ったりしていること。
彼は私を恋愛対象として見ていること。
話すと時間を忘れるくらい盛り上がれること。
だからと言って踏み出せないこと。
なんかを簡単に話した。
『で?さくらはどう思ってるの?』
「私は…夫が亡くなって、もう恋愛も結婚もしなくていいと思っていたし、子供達もいるのに、恋愛にうつつを抜かしている場合じゃないよなぁと思ってる。私が何をしても空から夫に見守られているように思っているし、私が恋愛をするのって、夫も子どもたちも傷つけてしまうと思ってる…」
『うん。さくらの気持ちはわかる気がする…でもさくらは田中さんを人としてどう思うの?』
「話していると楽しい、かな…」
『さくら、今の時代、人生は80年もあるんだよ。さくらの旦那さんは、かなり早くいなくなってしまったけど、さくらはまだあと30年以上生きるんだよ。その間に、隣に誰かいてほしいと思うことがあっても不思議じゃないと思う。亡くなった旦那さんも、さくらの笑っている顔が見たいんじゃないかな?』
「うん…」
ミキはいつもこう。説得力のある言い方をする。
『さくら、子供達だって、もう彼氏ができるくらいの歳なんだよ。大輝もカンナも、しっかり育ててきたじゃない。あの子たちは、頭ごなしに反対はしない。田中さんとどうなるのか…今はわからないけど、さくらの気持ちをちゃんと話したら、理解してくれる子達だと思う』
田中さんと2人で会ったりしていること。
彼は私を恋愛対象として見ていること。
話すと時間を忘れるくらい盛り上がれること。
だからと言って踏み出せないこと。
なんかを簡単に話した。
『で?さくらはどう思ってるの?』
「私は…夫が亡くなって、もう恋愛も結婚もしなくていいと思っていたし、子供達もいるのに、恋愛にうつつを抜かしている場合じゃないよなぁと思ってる。私が何をしても空から夫に見守られているように思っているし、私が恋愛をするのって、夫も子どもたちも傷つけてしまうと思ってる…」
『うん。さくらの気持ちはわかる気がする…でもさくらは田中さんを人としてどう思うの?』
「話していると楽しい、かな…」
『さくら、今の時代、人生は80年もあるんだよ。さくらの旦那さんは、かなり早くいなくなってしまったけど、さくらはまだあと30年以上生きるんだよ。その間に、隣に誰かいてほしいと思うことがあっても不思議じゃないと思う。亡くなった旦那さんも、さくらの笑っている顔が見たいんじゃないかな?』
「うん…」
ミキはいつもこう。説得力のある言い方をする。
『さくら、子供達だって、もう彼氏ができるくらいの歳なんだよ。大輝もカンナも、しっかり育ててきたじゃない。あの子たちは、頭ごなしに反対はしない。田中さんとどうなるのか…今はわからないけど、さくらの気持ちをちゃんと話したら、理解してくれる子達だと思う』
