お昼休み。
優子と会社近くの公園でお弁当を食べる。
寒い冬からやっと抜け出し、春が来た。太陽が暖かい昼下がり。ベンチに座って、あれこれお喋りしながらの楽しい時間だ。
めったにお弁当を持参しない私が、しっかりとお弁当を作ってきたことにさ優子が驚いた顔をした。
『お弁当作ってくるなんて珍しいじゃん?今日はカンナちゃんお弁当だったの?』
内心、ドキドキの私。
「あ、まぁそんな感じ。早起きしたから眠くてね〜」
と何でだかごまかしてしまう。
昨日から感じている罪悪感も、ごまかしてしまうのも、私の中でまだ夫の存在が大きいからだと思う。
夫とは職場で知り合い、結婚した。
とても話の合う夫で、一緒にいると話すことがどんどん出てきて、子供達が大きくなってからは2人でよくコーヒーを飲みに行きながらお喋りをした。
居なくなって、寂しくて寂しくて、泣いて過ごす日も多かったが、子供達が色々な話をしてくれて、私の心に空いた穴を少しずつ埋めてくれた。
その子供達も、どんどん自分たちの世界を広げて行き、好きな事を見つけてくれた。
今では私も夫がいない現実を受け入れられるようになった。
独身に戻ったようなものだから、男の人と会おうが、別に問題はない。友達と会うのと同じ。
何にも問題はないのだから、堂々としていればいいのに。何でだろう、優子に田中さんと会う事を話せなかった。
優子と会社近くの公園でお弁当を食べる。
寒い冬からやっと抜け出し、春が来た。太陽が暖かい昼下がり。ベンチに座って、あれこれお喋りしながらの楽しい時間だ。
めったにお弁当を持参しない私が、しっかりとお弁当を作ってきたことにさ優子が驚いた顔をした。
『お弁当作ってくるなんて珍しいじゃん?今日はカンナちゃんお弁当だったの?』
内心、ドキドキの私。
「あ、まぁそんな感じ。早起きしたから眠くてね〜」
と何でだかごまかしてしまう。
昨日から感じている罪悪感も、ごまかしてしまうのも、私の中でまだ夫の存在が大きいからだと思う。
夫とは職場で知り合い、結婚した。
とても話の合う夫で、一緒にいると話すことがどんどん出てきて、子供達が大きくなってからは2人でよくコーヒーを飲みに行きながらお喋りをした。
居なくなって、寂しくて寂しくて、泣いて過ごす日も多かったが、子供達が色々な話をしてくれて、私の心に空いた穴を少しずつ埋めてくれた。
その子供達も、どんどん自分たちの世界を広げて行き、好きな事を見つけてくれた。
今では私も夫がいない現実を受け入れられるようになった。
独身に戻ったようなものだから、男の人と会おうが、別に問題はない。友達と会うのと同じ。
何にも問題はないのだから、堂々としていればいいのに。何でだろう、優子に田中さんと会う事を話せなかった。
