この子たち、いつから私を心配してくれていたんだろう…

ありがたくて、涙が出てきた。

まだ駅から家までの道を歩いているのに、涙が止まらない。

『ありがとう。本当、ありがとうね。たくさん心配かけてごめんね。』

「そんなの…ね、お兄ちゃん!」

「うん、俺らも田中さんがいるっていうのが安心材料になる。お母さんにも、自分の人生、楽しんで欲しい。」

あぁ涙が止まらない。  

亡くなった夫に感謝した。

あなたが残してくれた子どもたちは、こんなに素敵な人に育ったよ。