クラス発表、見にいかなきゃ。



「なぁ、あの子可愛くない?」


私を指差し男子がひそひそ話している。




そこらへんの女子よりは、少し可愛いと思う。

でも、私は青葉先輩だけだから!!



でも、仕方ないなぁ




私は、くるっと男子の方を見て、ニコッと笑って見せた。



男子は顔を赤面させた。


はい、落ちた。





私は、スタスタと廊下歩き、掲示板の前まで来る。


「私は、Ⅽ組かぁー」






「やった、私A組だっ!!」


「はぁー俺はⅭ組か。……」



何か、クラスにより喜んでる人と悲しがってる人がいるなー



ま、どうでもいっか。






私は、早速Ⅽ組の教室に入った。




電気はついてるのになんか、暗い感じがする。



気のせいかだと思い、自分の席に座る。



ガラッ


扉が勢いよく開く。

すると、若い女の先生が入ってきた。



教卓に手をおき身を乗り出して話した。



「お前らは今日から、死ぬ気で勉強しろ。できなければ、退学だ」



退学!?


え?
どうゆうこと!?



「知っている人も居ると思うが、このクラスは成績で分けられている。Ⅽ組は落ちこぼれクラスとゆうわけだ」




だからみんなクラス発表見た時に、喜んでたりしてたんだ.......




てことは、A組が一番成績優秀のところなんだ。


Ⅽ組が一番悪いってことか、、、






なんでこんな学校えらんじゃったんだろう。!?!?



「学園長も言っていたことだが、学年関係なくテストごとに毎回生徒会長が変わるんだ。1年から3年まで一番点数が高かったひとがなれる」




だから、青葉先輩も二年で生徒会長なんだ。


す、凄い、、、、





「あと、5回最下位になると退学だ」



え、えええ!?!?!?


なんとゆう、学校だっっっ!!!



そういえば紙に書いてあった、テストは毎月やるって。


多すぎだよーー



「早速明日は、新学期テストがある。以上、解散」

「あ、忘れてた、この学校恋愛禁止だから」



そう言い先生は出ていった。





「「えっ!?!?!」」


女子達が一斉にさわぎだす。







れ、れんあいきんし.......



う、嘘ダァ


高校生といえば、青春だよ!?!?!?!



青葉先輩、ゲット作戦がぁぁ



それに、明日、テストって.......



てか先生も説明したらさっさと出て行っちゃうし。



そういえば、先生の名前も言っていなかった。




何なんだ、この学校。










地獄の高校生活の始まりだ。