ドキドキの塾

【10,9,8,7,6,】

「あー!かわる!」

「もしもし...」

『あ、もしもし。上村です。』

「ねー、先生?手紙読んでくれた?」

『うん。読んだよ。』

「感動した?」

『うん。笑』

「あのさ、...」

『ん?』

「また会いに来て。」

『んーー、じゃー、入試受かったら会いに行くよ。』

「え、ほんとに?」

『うん。』

『そっちの方が頑張れるっしょ?』

「うん!わたしがんばる!!」

『うん。』


あとのことは緊張していたということもあり、あまり覚えていない。

しかし、これだけは覚えている。

1番最後に、吐息な声で “がんばれ” と言ってくれたこと。

わたしは決めた、絶対高校受かって、先生に会う。