君の気持ちが分からない

「これまで、避けてた罰として俺の横に座れ。」

今までは、前だったから横は恥ずかしい。

「早く。」

少し、間をあけて隣に座る。

「もっと、こっち。」

「わっ」

手を引かれて肩が当たるぐらいまで近づいた。

どうしよう。

心臓がバクバク言ってる。

「顔赤いけど?」

「な、なんでもないよ!」

急いでお弁当をかけ込む。