君の気持ちが分からない

「…俺は、今まで1度も美優を幼馴染と思ったことない。

ずっと、一人の女の子として好きだった。

俺も、このままじゃいけないって分かってる。

でも、立ち直るのに時間かかるんだ。

だから、まだ好きでいさせて欲しい。」

そんなに前から好きでいてくれたんだ。

全然気づけなかった。

「うん。」

「泣くなよ。 普通泣くのは俺じゃね?」

笑って、涙を拭いてくれた。

「何あったら今まで通り相談しろよな!

あと、無防備だと襲うからな。」