ナツミと一緒に笑っていられるだけで。



だから−−好きになったのかもしれない。



ナツミを。



俺は自転車を漕ぎながら、背中にしがみつくナツミに感謝した。



こんな俺と一緒にいてくれて。



こんな俺と笑ってくれて。