「俺への天気の神様からの罰なのかもな」



手を強く握りしめ拳を作る。



歯を食いしばり、込み上げてくる熱い感情を抑え込もうとする。



それでも悔しさがこみ上げてくる。



悔しくて悔しくて悔しくて−−悲しかった。



いくら自分を責めてもナツミは目を覚まさない。



「俺が・・・・・・俺が、悪いっんだ」



拳を額に押し付け、怒りを抑える。