僕達が付き合い始めて3ヶ月が経ったある日。


凜の病状が悪化した。 


凜は生死の境をさまよった。幸い一命を取り留めたが、凜は、目を覚まさない寝たきりの状態になってしまった。

僕は、足が動かなかったけど、母親に助けて貰いながらでも凜の居る病室へ毎日通い詰めた。

僕の問いかけに答えなくても、いつものように笑いかけてくれなくても、僕は、凜に話しかけ続けた。