「ええ加減にせぇよ。なんでここにあんたがいんねん」

関西弁?誰かが言った

そっか勝利は自分が関西弁であることを黙っていたのか。あいつとの約束を守って

「あんたは大阪にいるんちゃうんか?
それやのになんでここにあんたがいんねん、、、音ねえ」

「音ねぇ?」姫乃が言った

「もしかして音葉さん。あなたは勝利のお姉さんですか?」

うちはみんなの方を向いて頷いた

「勝利」

「音ねぇ!なんでここにいんねん!?
美香は?美香はどないしてん!?もしかして、置いてきたんか!?美香を1人にして!!!」

「美香はおばあちゃんの家にあずけてきた」

美香はうちと勝利の妹

「そうか、それはそうと、なんで、ここに音ねぇがいんねん!」

「探し物のや」

そうよ、あいつとの

「はぁ!!探し物!?それは俺が見つけるってゆうたやん!?音ねぇが危険をおかしてまで探さんでええ!!」

「それじゃだめやねん!!!」

しーーーん

「それじゃいけないきがすんねん」

「なんでや?あの人は俺にも頼んできた?それやったら音ねぇじゃなくて俺が行った方がええやん」

「あいつは勝利だけじゃない、うちにもお願いしてきたやん?うちにも探してほしいとおもってんねん!」

「そんなん、、、俺がなんのために東京に来たか」

勝利?

「俺は!音ねぇにあんな思いしてほしくないねん!せやから俺が白虎に入って幹部になって探そうと思ってたのに!!なんでわかってくれへんねん!?頼ってくれへんねん!?俺は音ねぇの弟やろ!?家族やろ!?
そうやっていっつも自分が犠牲になる道ばかり選んでるやん!!」

勝利の悲痛さにみんな顔を歪めた

勝利 勝利くん 勝利 勝利、、、

「勝利?うちはあんたのお姉さんや家族を弟を守るのは当たり前やろ?」

「いやや音ねぇがそんなこというんやったら無理矢理でも大阪に帰らしたる」

「え!いやだ!音はちゃんともっと話したい!」

「うるさい!姫乃さんは黙っててください」

「おい、そろそろいい加減にしろ」

「そうです流石に姫乃さんへの侮辱は我々幹部たちへケンカを売ってるようなものです」

「姫乃にそんな口聞くな!」

みんな、勝利を攻めないで

「、、、、姫乃さんすいませんでした
つい、カッとなってしまって」

「い、いいのよ!勝利くん!私は大丈夫だから!」

「、、、あの、みなさん、音ねぇいや、音葉は姫を辞退させてください」

「え、」「は?、」「「「、、、」」」

勝利が土下座した

え、勝利?